「起動戦士ガンダム」の生みの親、アニメーション監督の富野由悠季が京都精華大学にて行った特別講義の内容を読む機会がありました。
というか、商品説明の抜粋を読みましたが、それだけでもグッときましたのでシェアします。
Contents
稼ぎかたを身につけるための方法
要約しても富野由悠季の真意が伝わらないと思いますので、引用させてもらいます。
・・・・・・まわりにいてくれるやつが、才能のあるやつが、自分よりちょっとだけできるやつがいるんだから、そいつに噛りついて「コイツを黙らせてやろう」「コイツの上に行こう」と思えばいいんです。
そして乗越えられなくても、こういうやつがこういうふうにしているんだという、自分にはまったくないものを持っているらしい人の、行為、しぐさ、身振り、考え方、その真似をしてみるんです。
真似ができなかったら、真似ごとの真似ごとでいい。
それをやってみる、そういうことをしてみせる、そういうことをやっていくという2年間なり4年間という時間は、本当に皆さん方の年代では、30になって40になって60になって英会話を覚えようと思っている僕なんかより、よほど身につくことが多いはずですから、そういう姿勢を持って仲間を見てほしい。
何かを会得するとき、「真似をしろ。」とはよく言われることです。
僕の仕事であるソフトウェア開発の世界では、人の作ったサンプルプログラムを「抜粋」して作り上げる、言ってしまえはそれがすべてです。
目的に合ったサンプルをいかに効率よく探してくるかが勝負だったりします。
新人の頃「仕事は現場で技術を盗め」とよく言われました。
昔はどういう意味なのかよくわかっていませんでした。
ソフトウェアの業界は移り変わりが激しく、マニュアルの整備を待たずに、現場で吸収しろ、という意味もあると思います。
他には、何千というプログラムのコードに触れることで、記述されているコードの意図、思想までも感じ取ることができるようになります。
ネットビジネスも同じ事が言えるのではないでしょうか。
先人のネットビジネスのやり方をリサーチして、意図を汲み取り、自分のやり方にアレンジする。
ネットビジネスのゼロからイチを作り出すのはかなり困難です。
真似をするほうが、よほど成功への近道になります。
実際は真似するためのリサーチさえもできないことが多かったりします。
「30になって40になって60になって英会話を覚える」ことは難しいですから、なるべく早く、「才能のある」もの(アフィリエイトサイトとか、アフィリエイトブログとか、その他なんでも)を見つけて、「そいつに噛りついて」少しでも乗り越える姿勢をもって進みたいものです。
成功するために必要な気づき
そういう顔を持っていないおまえらが才能あるはずがないじゃないか、個性があるわけがないじゃないか、そういう自覚がないから、なんとなく勉強すればなんとかなるというふうに思っちゃうのですから、いくら勉強してもダメなんです。
それは僕がこの歳になるまでまったく英会話ができないのと、まったく同じことなのね。
いくらやろうと思っても英会話ができない、英単語が覚えられない、本気になっていない自分を本当に自覚します。
だけどそれこそ英語圏では、子供でも英語でしゃべってるんです。
そういうことを、もっと本気で、どうして自分の中で自覚できないのかという、自分のカンの悪さと能力の低さというものを嫌というほど自覚しなければいけません。
そういう切り口を、自分の中にみんな見つけ出してほしいのです。
見つけてないから、それに何よりも見つけようとしないから、見つけようとしなくても今日明日くらいは暮らしていけるし、今日明日くらいは食べていけるお金を、みなさんはポケットの中に持っているんでしょ?
クレジットカード持ってるんでしょ?
そういう環境が皆さん方の感性というものをものすごく鈍くしているし、努力するという気力を全然起こさせないような環境を我々大人たちは作っているんです。
それで今こうやってエアコンがきちんとあるような、下宿でもそういうような部屋に住んでいる人がいれば、そりゃあ頑張ろうという気にならないよね。
諸君の世代は往々にしてみんなそういうふうに育ってきてるから!
だから、成功するのは簡単なんです。
まわりがみんなグータラなんだから、ちょっとだけがんばればなんとかなるんだわ。
だからちょっとだけがんばってみなさい。
・・・・・・ですから、適当にベタベタして、適当にセックスして、適当に忘れて、という、全部適当な気分でアタシの好みで、とやっていった4年間なんていうのは本当に空っぽのものなんだから、そんなことはやめろ。
もったいないから。
だからセックスするのも本気でやる!
浮気も本気でやる!
何でも本気でやる!
自分の目指すものが今わからなかったら、身体を使え!
身体を動かして、365日とはいわない、キャンパスにいる間だけ、今ならとにかく60分、本気になってこのジジイの言ってることが馬鹿だと思うんだったら思え!
重要なのは「思え」ということなの。
「聴け」ではないの。
それでこのジジイを黙らせるには俺はどうしたらいいか、というふうに考えろということです。”
出来ないのは、本気になっていないから。
モチベーションが続かない、などの理由で作業が出来ないのは、単純に本気になっていないから、ということですね。
たとえば、月収100万円をネットビジネスで稼いでいる人は実際に存在するのですから、それが自分にできないのは行動が伴わないからというわけです。
ガンダムを生み出した人の言葉は重く、有無を言わさない説得力がありますね。
耳の痛い話で、これから作業が滞ったときは、何度もこの記事を読みたいと思います。
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