先日、保険の見直しを行いました。
その際アドバイザーさんに教えていただいた保険商品が面白いと感じたので、シェアしたいと思います。
それは外貨建変額終身保険という保険商品です。
(「未来を楽しむ終身保険」マニュライフ生命保険)
一時払いで支払った保険料を「変額部分」と「定額部分」の2つに分け、
「変額部分」株式などで運用を行い、
「定額部分」は10年などの運用期間後に、一時払いで支払った金額と同額が「外貨ベース」で最低保証される
という仕組みになっています。
概要としては以下になります。
☑20000ドルから申し込みできる。
☑「変額部分」と「定額部分」の2つに分けられる。例えば20000ドルなら、4000ドルが「変額部分」、16000ドルが「定額部分」に分けられる。
☑「定額部分」は15年で16000ドルから20000ドルに運用される(=最低保証)
☑「変額部分」は株式などで運用される。
☑例えば110%と目標値の設定を行い、運用がうまくいったり、為替が円安に動いて目標値を上回ったら円建てで終身保険に移行。大抵は解約して返戻金として受け取る。
☑外貨建なので為替レートの影響を受ける。大げさな例で言えば、契約時に1ドル100円、満期時に1ドル80円で「変額部分」の運用がうまくいっていなかったら、円建てにしたとき受け取りが下回る可能性があります。
(アドバイザーさんは、その時はすぐに返戻金として受け取らず、”ドルの時期を見る”しかないと言っていました。ここが一番ネックになるようです。)
昨年、すでに2回、110%へ到達しているそうです。
ただし、目標値は手数料込での額なので、110%で回転数を増やすとその都度手数料がかかることになります。
この辺は受け取る機会を増やすか、手数料を払わないようにして大きく200%を狙うか、考え方次第です。
☑為替レートの影響を受けるのが不安
☑手数料取られるのが我慢ならない
という人には向かないかもしれません。
しかし、自分で運用して失敗するくらいなら、目標値を設定しながら自動で運用してもらい、生命保険にもなるので僕はいいかな、と思いました。
郵便局の定額貯金へ預けるよりは、利率が高そうです。
僕にはリスクが低く、リターンが高い金融商品だと感じました。
アドバイザーさんは「学資積立」と考えて、一番お金がかかる子どもの大学入学時期をターゲットとして購入しているとおっしゃっていました。
「まだ日本国内ではできて間もない保険商品」とのことですので動向を見守る必要もあるかもしれません。
「通常の生命保険にはないコストを契約者に強いる」という意見もあります。
興味をもたれた方は、このようなデメリットもあることを見極めてご判断いただきたいと思います。