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脱サラの理由

幼児の我が子にするべき教育とは?これからの時代はどうなるのか

投稿日:2018年6月14日 更新日:

うちには3歳の幼児がいますが、どのような教育をするべきなのか、僕はいつも頭を悩ませています。

3歳の現時点としては、なるべくいろいろなことを経験させて、特別興味を持つものが何なのか観察するようにしています。

幼児教育

今はそれで良いと思うのですが、僕は「将来、人間の仕事はロボットにとって代わられる」と真剣に考えています。

SFのような状況ですが、これから段々とそれが当たり前になってしまうと思っています。

 

そんな時代を迎えてしまう我が子に、どのような教育をしたら良いのか?

 

昨日、これから書くような出来事がありました。

 

言われたことを我慢してこなしていた、優秀な公務員だったおじさん

 

昨日、優秀な公務員だったおじさんが亡くなったという知らせを受けて、お通夜へ行ってきました。

おじさんは89歳で亡くなったそうです。

お通夜

 

その会食で、75歳になるおじさんと対面して座ることになりました。

周りに見知った顔の人がいなかったので、おじさんとサシで話しをすることになりました。

 

75歳のおじさんの顔は知っているのですが、今まで交流はまったくなく、お互い話題をさぐりさぐりしながら話しをしていました。

亡くなったおじさんについて話し終わると、75歳のおじさんのことに話を振ったりしました。

 

75歳のおじさんは将棋や囲碁が子どもの頃から好きらしく、今もよく出かけて打ちにいくのだそうです。

僕の父親は歳をとってから外へ出歩かなくて、それがたたってとうとう体が動かなくなってしまい、軽い痴ほうも発症して母親が苦労しました。

おじさんは将棋や囲碁をうつために、外へ出かけるという動機付けがあり、さらに頭を使うような趣味なので、老後の趣味としては理想的ですね、という話をしていました。

 

そして、話は将棋や囲碁で読む手数の話になりました。

おじさんは3手先までは読める。

しかし、強い小学生に負けたときは、相手は10手先を読んでいた、という話になり。

 

そういえば最近、コンピュータが人間に勝ったらしい。

コンピュータはもっと先を読めるのだろうから、そりゃ強いに決まってる。

 

という話から、

 

コンピュータが発達した未来はオソロシイね、という話に。

 

僕は冒頭に書いた通り、「コンピュータが発達した将来、人間の仕事はロボットにとって代わられる」と考えているので、これからの子ども達はキビシイですという話をし始めました。

 

75歳のおじいさんに何十年後どうなるかという話をしてもしょうがないし、おそらく僕にも関係がない時代のことなのですが、3歳児の我が子には関係する話でいつも考えていることなので、話題のひとつとして喋り出してしまいました。

 

また、亡くなった優秀な公務員だったおじさんのことも、酒の勢いで引き合いに出してしまいました。

 

☑亡くなった公務員のおじさんは、非常に優秀だった。

☑公務員としてたくさん我慢して、苦労した。

☑一般的に公務員は、言われたことをこなすのが仕事で、大変だったと思う。

 

亡くなったおじさんのことを僕は非常に優秀な頭の良い人だったと思っているし、貶めたい気持ちは微塵もありません。

献花にもさりげなくビックネームな会社の社長の名前があってビックリし、社交的で面倒見の良いおじさんの人柄がしのばれ、社交的ではない僕は単純に「すごいな」と思いました。

 

ですが、「仕事で我慢して苦労した」「言われたことをこなすことに長けていて評価された」というキーワードが出てくると、僕はどうしても「コンピュータが発達した将来、言われたことを我慢してこなす仕事はロボットが全部やるようになる」という話をしたくなってしまうようです。

 

75歳のおじさんもその話をして「そうだな」と言った感じで納得してくれました。

これくらいのおじいさんになれば、コンピュータなんかに人間が負けるわけがない、と言いそうでしたが、将棋や囲碁の世界でコンピュータが勝ってしまったことを知っていたので、なんとなく理解してくれたようでした。

 

AIを搭載したロボットが人間の仕事をとって代わるとき

 

AI(人工知能)の性能が人間の脳を超えるのが、2045年と言われています。

2045年にはAIが人間の脳を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達するといわれています。

 

シンギュラリティに到達すると、僕の単純化した理解だと、我慢するような仕事や、言われたとおりにこなすような仕事というのはコンピュータの大得意分野なので、そういった仕事はロボットにとって代わられるのです。

 

これは僕のオリジナルな考えではなく、いろいろなところで語られていることです。

 

まず、2045年に本当に人工知能が人間の脳を超えられるのかですが、それはかなりあり得ると考えています。

人工知能は20年前には夢物語でしたが、ディープラーニングにより飛躍的に発展しました。

 

ディープラーニングによる画像認識力を少しでも知ったら、びっくりすると思います。

 

おそらく、コンピュータがこれからもっと高速に計算できる能力を持てば、要は人間の脳と同じくらいの処理能力を持てば、人間の脳に追いつき、追い越してしまうことが考えられます。

 

恐ろしいのは、人間の脳に追いつかなくても、我慢する仕事や言われたことを言われたとおりにする仕事くらいは、やってしまう可能性があることです。

 

例えば、単純作業を我慢して行うような工場のバイトがあったとします。
バイトさんは最初、上長に作業内容を聞いたり、手を動かしながら作業を学ぶと思います。

 

その作業が個人的な経験を元にする必要がないなら、人間の脳のような処理を介するまでもなく、人間が行うような作業をロボットが再現出来てしまうと思うのです。

 

それがバイト作業にとどまらず、正社員が行うような作業にも波及していくと思います。

単純で苦痛で、ルーチンワークであればあるほど、とって代わる可能性は高いと思います。

 

僕は遅かれ早かれ、ロボットに仕事がとって代わられる時代が来ると本気で考えています。

僕が働けるうちにはひょっとしたら来ないかもしれませんが、今3歳児の子どもが成人した時代には確実にAIロボット時代が到来しています。

 

シンギュラリティに向けた教育とは?

 

「我慢しなさい」「言われたことを実現しなさい」という教育(良質なサラリーマンを生み出すための教育)が、現在主流の教育だと思います。

AIロボットが幅を効かすまでは、多くの人にとって利益になる教育がその「サラリーマン教育」だと思います。

 

しかし、AIロボットが浸透してしまった将来、「我慢」して「言われたことを実現」することはロボットがやってしまうのです。

 

そんなAIロボットの時代に向けて、我々は子どもにどんな教育をしたらよいのでしょうか?

 

「サラリーマン教育」を受けてきた我々は、無意識に「我慢しなさい」「言われたことをしなさい」という教育をしてしまうと思います。

それがすべて悪いとは言いませんが、それだけだと、我が子が将来困ってしまう可能性が高いのです。

 

・・・・・・・・・・・・

 

早めにバラしますが、どんな教育をしたらよいか、実は具体的にはまだわかっていません(申し訳ありません)。

 

ネットで調べるといくつかキーワードは出てきますが、では家庭でどのような教育をしたら良いのか?

僕にはまだわかっていないのが現状です。

 

「シンギュラリティ時代向けのドリル」といったものがあれば話は簡単なのですが、まずドリルを解くことについて将来のAIに勝てるとは到底思えないので、ドリルを早く正確に解けることに意味がありません。

 

我々は幼いとき、ドリルをいかに正確に早く解くか、を訓練してきました。

これからはそのような訓練は、まったく意味がないとは思いませんが、極めるためにたくさんの時間を費やすのは将来的にムダに終わると思います。

 

ここではドリルを例に取りましたが、例えば、翻訳業をするために他国の言語を覚えることに時間をかけることでさえ、ムダに終わってしまう可能性があるのです。

それは、シンギュラリティを迎えて代替される職業についてネットでちょっと調べていただければわかると思います。

 

僕もこれから子どもにどのような教育をしたら良いのか、継続して調べたり考えたりしていき、いろいろ記事にしていきたいと思います。

 

もしあなたが、「シンギュラリティに向けた教育について興味があります!」と思われたら、コメントに記述していただけたら幸いです。

「ロボットにとって代わられるなんて、そんなアホなことあるか!こういう事実を見よ」という内容も歓迎です!

 

「興味がある!」と一言だけでも記述いただけたら嬉しいです!

一緒に勉強していきましょう!

 

まとめ

 

今の時点でひとつ、確かなことは、良質なサラリーマンを生むための「我慢させる」「言われたことを出来るようにする」という「サラリーマン教育」は、20年後には通用しなくなる可能性が高い、ということです。

 

現在の教育現場で、良質なサラリーマンを生むための「サラリーマン教育」は当然のことのように行われているかもしれませんし、親御さんは当たり前のように「我慢できる子にしたい!」「言われたことを出来る子にしたい!」と思っているかもしれません。

 

それがすべて×とは言いません。

言いませんが、それだけだと、20~30年後、サラリーマンがしていた仕事が気づいたらロボットにとって代わられて、我が子がすごく我慢強くて言われたことを完璧にこなせるスーパーサラリーマンに育っていたとしても、簡単に用済みにされる可能性があるのです。

 

そして、僕も「サラリーマン教育」を当然のように受けてきた者なので、自身の子どもにAIロボット時代向けの教育ができません!

 

そんな僕ですが、ヒントはあります。

シンギュラリティを迎えた後、残るだろうとされている職業について知るのです。

残る職業に必要なスキルが何かを考えるのです。

 

例えば、起業家は残るとされています。

残る理由のひとつとしては、起業家は社会の問題点を見つけて、新しい発想をもってビジネスで解決しようとするものだからです。

 

社会の問題を認識するのは人間だけだし、それを解決するために独自の経験からオリジナルな発想が出来るのも人間だからです。

 

そういったこともあって、僕は起業のための勉強を実践を交えて勉強しています。

起業のためのスキルを少しでも身に着けて、自分の子どもにあわよくば伝えられたらいいな、とかなり本気で思っています。

 

僕が学んでいる起業スキルについて興味がおありでしたら、起業スキルを教える起業家さんの情報をプロフィールに書きましたので、一読ください。

【プロフィール】サラリーマンという呪縛から開放されたかった僕

その起業家さんは大学院でAIも学ばれていて、これからくる時代のビジョンも明らかにされているので、そういった内容を見るのも面白いです。

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40代後半のサラリーマンです。年収はこの年代としては人並み程度(プロフィールで詳しく明かします)のプログラマーです。

暮らしていくのには十分なお給料をいただいていますが、43歳の時、初めての子供が産まれたにも関わらず、キャリア20年の正社員の地位を捨てて独立することを決意しました。

サラリーマンを続けることへの疑問がいくつもありました。まあ40代になって僕のように「このままサラリーマンを続けて良いのだろうか?」と考える人は多いと思います。

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